日立製作所がロンドン・ノース・イースタン鉄道(LNER)に納入し初走行したAZUMA(あずま)は、イギリスの東側を南北に結ぶ東海岸本線を走ります。
5月15日、午後1時45分にロンドンキングスクロスを出発し、イングランド北部のリーズまで運行します。
ロンドン・ノース・イースタン鉄道のマネージングディレクターは、次のように述べています。
「鉄道旅行で新しい基準を設定することは私たちのDNAの一部です。AZUMAは信頼性、より高いレベルの快適さとすべての列車の平均をはるかに越えている。Azumaに乗車する経験は鉄道旅行における大きな革命です。」
AZUMAの車両は、専用のバーと、スタンダードクラスには、車内販売があります。
ファーストクラスのお客様は、地元の食材を使用した車内キッチンで、作りたての2つのコースから選んで、食事を楽しむことができます。
ファーストクラスには、大きなテーブル、リクライニングシート、USBおよび各プラグソケットも含まれています。
ファーストクラスとスタンダードクラスの座席の上にある座席予約システムモニターにより、乗客は予約済みまたは空席の座席を簡単に見つけることができます。
AZUMAは、年間2200万人以上の人々が使用する主要都市間路線でサービスを近代化するという、イギリス政府の約8000億円を投入した都市間エクスプレスプログラムの一部です。
この列車はダラム州の日立によって製造され、日本の新幹線技術を取り入れています。
海外の反応
■これでイギリスもやっと時代に追いつくことができた
■日本の新幹線は清潔で時間に正確だし最高だ。イギリスの鉄道も、そうなって欲しい。
■この日をずっと待っていたんだ!今度、リーズまで行く予定だけど、待ちきれない。
■本当に嬉しいニュースだ。イギリスの鉄道サービスははっきり言って酷い。運賃は上がるけど、サービスの質は落ちてきている。
■日本の新幹線がイギリスに来るなんて、夢のようだ。
■車両は良いかも知れないが、サービスはあくまでイギリス流だろう。
■東海岸はこのタイミングかも知れないが、西海岸ではもっと前から日立の車両を走らせているよ。
■よくぞ日本製を選んでくれた。賢明な判断だ。
■車両は完璧。あとは時間の正確さだ!
■鉄道発祥の国なんだから、日本やドイツに劣るんじゃなくて、自国で良い車両を作れるようになって欲しいものだ。