イギリスのサリー州で行われたポロの試合に出席した、「X JAPAN」のリーダーであるYOSHIKIさんが、自身のスカーフをエリザベス女王に直撃させてしまったことが、世界のメディアが報じ、話題になっています。
この日は、世界のポロ競技でも、最も伝統のあるトーナメント、「ザ・ロイヤルウィンザー・カップ」が開催されました。
実はこのトーナメント、昨年から、日本企業の「アウトソーシング」がタイトルスポンサーを務めており、その関係で、イギリス女王のエリザベス2世をはじめ、人気女優のジリアン・アンダーソンや、フェリシティ・ジョーンズなども出席していました。
事件が起きたのは、試合後、エリザベス女王がVIP席から降りていく際に起こりました。
隣で女王が降りるのを見守っていたYOSHIKIさんの黒の長いスカーフが風に吹かれて、エリザベス女王の方に直撃してしまったのです。
女王は気づいていなかったようですが、スカーフが絡みついた瞬間、YOSHIKIは急いでスカーフを手繰り寄せていました。
その光景を近くで見ていた女優のジリアン・アンダーソンが大きな口を開けて、このハプニングに驚いている様子などが、イギリスメディアでも報じれ、話題になっていましたのでご紹介します。
海外の反応
■気にすることはない。これはhideとtaijiがいたずらしたんだ。
■女王は気付かないふりをしていたんだろう。素晴らしい振る舞いだ。
■女王は心の中で笑っていたに違いない。
■何が面白って、周りの人たちの驚いた顔だ。彼らの顔を後で見て、女王は笑っているだろうね。
■この日は風が強い日だったから仕方ない。なぜそんな事がニュースになるんだ。
■失礼だけど、御歳を召しているから、スカーフがかすったことには、気づかなかったと思う。
■シルクのスカーフが、お年寄りの女性の肩に当たった!確かに世界が震撼するニュースだな。
■ポロの試合に、なんであんな有名人がいるんだ。彼らがポロに興味があるとは、到底思えないぞ。
■もしあのスカーフがもらえるなら、額縁に入れて保存したいよ。
■眼鏡をかけた隣の女性の表情が最高に良いね。
■YOSHIKIのファンとしては、女王が羨ましいよ。私もスカーフを当てて欲しい。
私の感想
ポロという競技は日本ではあまりなじみがないのですが、馬に乗って行う団体球技で、世界で最も古い歴史のある競技の一つのようです。
サッカーの9倍の面積が必要になる上、乗馬人口も少ないので、日本ではほとんど行われていないようです。
エリザベス女王といえば、今月、トランプ大統領が英国を訪問し会見した際に、
エリザベス女王の背中に軽く手をおくしぐさが、問題になっていました。
トランプ大統領としては、親しみを込めた表現だったと思いますが、英国内では無礼だと言われていました。
今回のYOSHIKIさんのスカーフが当たったのも、英国メディアがこぞって報じているようですが、まあ、わざとではないので、仕方がないと思うのは、私だけでしょうか。
もちろんそんな事も想定した服装をしておかねければいけないという意見もあるでしょうが、なかなか全てにおいて、そうして想像して、気を付けるのも難しいものです。
それにしても、イギリスのポロ競技のトーナメントに、なぜ日本企業の「アウトソーシング」がスポンサーになっていたのでしょうか。
私としては、そちらの方が気になりましたね。